【ゆる輪読会録】[試して理解]Linuxのしくみ
はじめに
6~8月にかけて[試して理解]Linuxのしくみの輪読会をしているので、その紹介です(あと2回で終わりそう)。
きっかけはこちら
DockerやるにもAWSやるにも結局Linuxやらサーバを知るべしという結論になってまう
— 渡り鳥🦉テスト強化月間 (@wataridori_k) 2019年6月4日
おっ
— makicamel (@makicamel) June 4, 2019
本の紹介
Linux上で実行する処理がどのように動くか?を手を動かして実験しつつ学んでいく本です。
Linuxでの簡単なオペレーションはできることを前提としています。
必須ではありませんがサンプルコードがC言語のため、C言語がわかると+αの実験を試しやすいです(というかC言語が分かりたくなります...!)
目次 第1章 コンピュータシステムの概要 第2章 ユーザモードで実現する機能 第3章 プロセス管理 第4章 プロセススケジューラ 第5章 メモリ管理 第6章 記憶階層 第7章 ファイルシステム 第8章 ストレージデバイス
進め方
ちょうどそのころ見かけた読書会記事のコンセプトが、今回の趣旨にちょうどよく、参考にさせていただきました。
雑に書くと、
「とにかく事前準備の負担を減らす。当日は本/PC/体だけ持っていけばOK」
というコンセプトで進めました。
場所取りしやすさを優先して、@makicamelさんの会社と自社の会議室を週末に借りて開催しました。
集合したら最初にアイスブレイクして、代わる代わる声を出して読み進めつつ、モブプロ的に実験をします。
準備がない分、(みんな大好き)esaに学んだことまとめつつ、実験結果をペタペタ貼りつつ進めました。
<最近出た推し機能>
ReleaseNotes/2019/08/05/同時編集が可能なEditor v2のオープンβテストを開始します - docs.esa.io
準備
事前準備の負担を減らす、と書きつつLinuxの環境は必要なわけで。当時Dockerの勉強もしていたので、練習がてらDockerで実験ができるよう輪読会向けリポジトリを作りました。
Dockerを入れてスクリプトを2つ叩けばすぐLinuxの実験ができるようになっています。
輪読会中は用意したコンテナ上で実験を進めていきました。6章以降で再現できないものもありましたが、概ね良い感じでした。
参加者はだいたい2-4人で小規模催行です。
振り返り
Keep
- 開催のハードルが低く、かなり続けやすい。
- わからないところはどんどん相談できるので理解が深まる。
- 複数人でわちゃわちゃ実験するのは楽しい。
- Dockerだと軽量で環境構築も簡単
Problem
- その分野に詳しい人がいない回ではなかなか理解が進まない(輪読会のコンセプトと表裏一体ですが)
- Dockerで全ての実験を再現できるわけではない。
- アイスブレイクの近況報告が毎度長くなってしまうw
Try
- より実践的なLinuxオペレーションも身に着けたい。
- C言語、分かるようになりたい。
まとめ
雑に始めた輪読会でしたが、「ぜんぜんわからん分野をゆるく読書会する」方式、オススメです。