【スタテク読書会】「Linux標準教科書 ver2.0.0.」を読もう#1 に参加してきた
この週末にLinux読書会に参加してきたのでそのレポートです。
普段の実務でたまにLinuxコマンドを打ったりをvim触ったりするけど、 そのつどググるだけでは身につかないことなど体系的に学びたいなと思い参加しました。
startup-technology.connpass.com
Linux読書会について
課題図書
Linux標準教科書(Ver2.0.0)を使用
全11章からなり、この勉強会では2章ずつ進めていくとのこと。 課題図書は事前に読んでおく
発足の背景
元々スタートアップテクノロジー (以下スタテク) の社内でLinux読書会をやっていて大好評、 それを見たスタテク内定者のコメントを発端として社外からも参加できる読書会が発足
こんな人におすすめ
- Linux触りたいけど何から始めたらいいかわからないという人
- Linux使えるとどんないいことがあるの?という人
- たまにLinuxを触るけど独学なので一度体系的に学んでみたい人
- すでにLinux名人なのでいっちょ初心者に教えてやるかという人 笑(今回は参加者にも名人が紛れ込んでいて、とてもためになるお話を聞けました)
雰囲気
基本的にゆるい雰囲気で進んでいきました。
参加者層はLinuxを全然触ったことない人からLinux歴数十年の達人までとバラエティに富むメンバー構成
話題はかなり初心者っぽい質問から始まり(自分ですがw)、かなりマニアックな内容まで繰り広げられました。
勉強会の内容
メインパート(教科書に沿った部分)
第1章 Linuxとは
コンピュータの基本構成やUNIX, Linuxとそのディストリビューションについて
(出てきた質問)
Q1: CentOS等のディストリビューションはソフトウェア構成のどの部分を指すか?
A1: 図のうちのカーネル (狭義のLinux) + 応用ソフトウェア群 (ユ ーザーランド) のセットを指す。 この組み合わせが、Red HatやUbuntuなどのLinuxディストリビューションによって異なる。
ちなみにCentOSは商用のRed Hatから有償部分を差し引いた互換ディストリビューションであり、無償で提供されている。 (バイナリ互換って書いてあるので、有償ソフト=>無償ソフトへの置き換えをしている?)
Q2: Linuxを勉強すると何の役に立つのか?
A2: 一番多いのはサービス運用時のトラブル対応で、OSの仕組みを理解していると対処できることが増える。また、機械学習など大きな計算をするとき
(例) パフォーマンスの低下、性能検証、etc.
第2章 Linuxのインストール
内容がCentOSのインストール手順だったので、読書会中ではあまり触れず。
自分はかなり前にVagrant上で環境構築したきりなので、もう一度やってみてから次章に進む予定。
雑談パート
どちらかというとこっちの方がメインだった気がw
全てはカバーできないので箇条書き
- 仮想マシンの話(VagrantとDockerは何が違うの?など)
- デュアルブートの話(BIOSやブートローダーなど)
- Linuxをどう勉強すればよい?(自作PC作ったり、LPIC受けたりなど)
- 【読み物紹介】伽藍とバザール (ソフトウェア開発に関するエッセイ) The Cathedral and the Bazaar: Japanese
- Linux From Scratch - LFSブック日本語版
まとめ
こんな感じで事前に課題図書を読んでおき、気になるところをバンバン質問していくスタイルの勉強会でした。
教科書自体はかなり基本的な内容なので、プラスアルファで普段疑問に思っていることなどまとめておくと、いい感じで参加できそうです。
次回は2/24予定で今後connpassで案内が出るそうです。
今後やること (自分向け)
- 仮想環境でLinux (CentOS) を準備
- Linux 3,4章もくもく
- 次回の勉強会に参加